マクローリン展開の計算
問題 次の関数$f(x)$をマクローリン級数に展開せよ。 (1) $f(x)=\sin x$ (2) $f(x)=\cos x$ (3) $f(x)=e^x$ 解答 関数$f(x)$のマクローリン展開は \begin{align*} f(x)=\sum_{n=0}^{\infty}\frac{1}{n!}f^{(n)}(0)x^n \end{align*} で与えられる。 (1) \begin{align*} f(0)&=\sin0=0\\ f'(0)&=\cos0=1\\ f''(0)&=-\sin0= ...
密度が一様でない棒の質量
問題 密度が一様でない棒の質量を考える。 この棒の線密度$\rho(x)$が \begin{align*} \rho(x)=\rho_0+\rho_1x \end{align*} で表され、全長が$l$のときこの棒の質量を求めよ。 解答 図に表すと となる。 微笑部分の質量$\diff M$は \begin{align*} \diff M=\rho(x)\diff x \end{align*} と表せる。 よって全質量$M$は \begin{align*} M&=\int_{0}^{l}\rho(x)\d ...
円の面積変化を考える
問題 半径$r$の円がある。その半径を微笑量$\diff r$ $(\diff r\ll r)$だけ変化させたとき、 円の面積の変化$\diff S$はどれだけになるか計算せよ。 解答 円の面積$S$は \begin{align*} S=\pi r^2 \end{align*} である。 $r$が$\diff r$だけ変化したときのSの変化$\diff S$は \begin{align*} \diff S&=\frac{\diff S}{\diff r}\cdot\diff r\\ &=\frac{\di ...
球の変化率を考える
問題 風船に空気を入れ、膨らませる場合の変化について考える。 風船に毎秒$v_0$の割合で吹きこむとする。 $t=0$で半径$r$は$0$であるとし、スタートした瞬間から半径$r$の球となって 膨らむものとする。 半径の増加率$\dfrac{\diff r}{\diff t}$を求めよ。 解答 時刻$t$のとき$v_0t$の空気が入っているので、その半径を$r$とすると \begin{align*} \frac{4\pi}{3}r^3=v_0t \end{align*} である。 よって半径$r$について ...
等速円運動の加速度
問題 質点が原点を中心に半径$r$、角速度$\omega$の等速円運動を行っている。 この運動の加速度ベクトルは \begin{align*} \vec{a}=-\omega^2\vec r \end{align*} と表されることを示せ。 解答 作図をすると ある時刻$t$における角度を$\theta$とすると \begin{align*} \theta=\omega t+\alpha \qquad(\alpha \mbox{はある定数)} \end{align*} と表される。 位置$x$, $y$は ...
ヤングの実験
問題 ヤングの実験を考える。 図のように、平行な2つの幅の狭いスリット$\mathrm{S}_1$, $\mathrm{S}_2$に垂直に光を当てると、 スリットに平行なスクリーン上に明暗の干渉縞が映し出される。 2つのスリットの間隔を$2d$、スクリーンとスリットの距離を$l$とする。 スリットの中点を$\mathrm{M}$、点$\mathrm{M}$からスクリーンへ垂線$\mathrm{M}\mathrm{O}$を引き、 スクリーン上の点$\mathrm{O}$を原点とする。 スクリーン上の位置$x ...
微分方程式~自由落下
問題 質量$m$の物体を自由落下させることを考える。 鉛直下向きを正の向きにとり高さ$z$を測ると、物体の持つ全エネルギーは \begin{align*} E=\frac{1}{2}mv^2-mgz \end{align*} と書ける。 $t=0$で$z=0$にあり、全エネルギーが保存されることを用いて 高さ$z(t)$を求めよ。 但し、$v$は速度、$g$は重力加速度を表しているとする。 解答 全エネルギー$E$を変形すると \begin{align*} E&=\frac{1}{2}mv^2-mgz\\ ...
べき級数展開と近似式
問題 関数$f(x)=(1+x)^\alpha$($\alpha$は実数)について (1) べき級数展開を求めよ。 (2) $|x|\ll$のとき、$f(x)$の$x$に関する2次の項までの近似式を求めよ。 解答 (1) 関数$f(x)$のべき級数展開は \begin{align*} f(x)=\sum_{n=0}^\infty \frac{1}{n!}f^{(n)}(0)x^n \end{align*} で与えられる。 ここで \begin{align*} f(0)&=(1+0)^\alpha=1\\ ...
斜衝突の運動
問題 質量が等しい2つの質点A, Bがある。 静止しているBに速度$v_0$でAが衝突し、その後、図のようになす角$\alpha$, $\beta$で、 速度$v$, $V$でそれぞれ運動した。 この衝突は弾性衝突であり、衝突の前後で運動エネルギーは不変であるとする。 (1) 角$\alpha+\beta$を求めよ。 (2) 速度比$\dfrac{v}{V}$を$\beta$を用いて表せ。 解答 (1) 運動量保存則より \begin{align*} m\vec{v_0}=m\vec{v}+m\vec{V ...









